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地上波では世界初(?)
日テレ系「驚きの嵐 世紀の大実験SP」でアナグリフ実験生放送
27万人のうち96%の視聴者から「飛び出す嵐」体験の声が寄せられたそうです


「TVライフ」誌の付録「飛び出す嵐」専用の3Dメガネ
中国浙江省金郷鎮の3Dメガネ工場

日テレ系11月1日午後7時から始まった「驚きの嵐 世紀の大実験SP」では番組の最後に赤シアンアナグリフによる3Dの実験「飛び出す嵐」が生放送されました。生による3Dの放送は地上波としてはおそらく世界でも初めての試みかと思われますが、放送の最後で募集した電話アンケートの結果、約27万人の回答者のうち96パーセントの視聴者が「飛び出す嵐」を見事に体験でできたそうで、実験放送としては大成功だったようでした。

3D放送は赤シアンのアナグリフ方式でしたので、赤シアンの3Dメガネさえかければどのカラーテレビでも3Dを体験できるわけですが、番組としては全国の視聴者全てに3Dメガネを配るわけにもゆかず、今回はあくまでも実験ということで3Dメガネの作り方を事前の放送で解説し、視聴者自らが赤と青のセロファンで自前の3Dメガネを作っていただくという企画になったようです。ただ、できればより効果的に「飛び出す嵐」を体験していただければということで学研パブリッシングの「TVライフ」誌が急遽専用の赤シアンメガネを付録として読者に提供することを決定し、弊社もそのお手伝いをさせていただくことになりました。写真にあるのがその3Dメガネでポストカード式の赤シアンペーパーメガネで雑誌に糊付けされる形になっています。製造は中国浙江省南端の金郷鎮という田舎町の工場で行いました。印刷以外は全て手仕事でしたが、国慶節の休みを返上しての人海戦術でようやく雑誌の製本日に間に合わせることができました。金郷鎮の皆さんには感謝感謝です。

そんなわけで翌日のラジオ放送によればこの「飛び出す嵐」のために日本中のセロファンが売り切れになったそうで、学研パブリッシングの「TVライフ」11月13日号も同じく完売になったそうでした。凄いですね、テレビの威力というのは!

ところで3Dの効果についていろいろ聞いてみましたが、専用の赤シアンメガネをかけ、地デジのカラーテレビで見た人たちはなかなか切れの良い立体視を体験できたようです。アナログのテレビでは色がにじんで、ゴーストも目立つようでした。赤青のセロファンで作った自前のメガネでご覧になった方からもお便りいただいておりますが、結構、立体視を楽しめたようでした。ということは地デジの時代になればカラーフィルター方式の3D放送がいけるということですので楽しみです。

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