ColorCode3D
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ColorCode3D
ColorCode3Dこの写真はカラーコード3D画像となっています。カラーコード3Dメガネでご覧になってください。

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アナグリフを越えたアナグリフ !!
「カラーコード3D(ColorCode3D)」は、「色の再現性」に優れたカラーフィルター方式のステレオ画像形式です。


1. 「カラーコード3D」とは?
  • 青/アンバー系のカラーコード3D専用のメガネで見るアナグリフの一種です。
  • 通常のアナグリフの欠点を補い、「色の再現性」に優れたカラーフィルター方式のステレオ映像技術で、「赤」が「赤」として見えるアナグリフといえます。
  • 通常のアナグリフ同様、表示媒体を選びません。
  • 従ってカラーコード3D専用のメガネさえあれば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ビデオプロジェクター、ブラウン管など通常の電子媒体の他、印刷物でも鑑賞可能となります。
  • また、DVD、DVD-ROMによる配付、インターネット配信などが簡単に実現できます。
  • カラーフィルターがやや暗めのため、映画劇場や視聴覚室、ホームシアターなど暗転可能な場所に適しています。
  • 一方、暗めの映像や周囲が明るい場所での鑑賞には余り適していないようです。ただし、カラーフィルターの改良により、この欠点も克服される可能性はあります。
  • 「カラーコード3D」は、現在、デンマークのカラーコード3Dセンターの特許技術となっています。US patent No.6,687,003; AU patent No.763370;EP patent No.1131658;その他出願中。

オリジナル(左) オリジナル(右)
赤シアンのアナグリフ カラーコード3D
赤シアンのアナグリフとカラーコード3Dの比較。:アナグリフとカラーコード3D画像をそれぞれ赤シアンメガネとカラーコード3Dメガネでご覧になってください。その違いがはっきりとわかります。 © ColorCode 3-D Center
「カラーコード3D」は、昔から知られるアナグリフに似たカラーフィルター方式のステレオ映像技術です。「アナグリフ」は、補色立体法とも言われ、電子媒体から印刷媒体まで表示媒体を選ばないという特徴があります。従ってカラーフィルター付きの3Dメガネさえあればどこでも簡単に立体視でき、印刷配布も可能な方法として現在でも広く利用されています。

アナグリフ方式で左右の画像を分離するためには「赤/シアン」「青/黄」「緑/紫」など互いに補色関係にあるカラーフィルターの使用が考えられますが、それぞれ純粋の「赤」「青」「緑」は片方の眼には完全な「黒」として見え、結果として極端にギラついた画像になってしまいます。従って「赤」のまじった対象は「赤/シアン」のアナグリフでは表現できないということになり、「色の再現性」を無視できない映像としては致命的な欠点となります。

「カラーコード3D」は、従来のアナグリフのもつこうした「色の再現性」に関する欠点を補うためにデンマーク工科大学、Sirius Film、nWave Picturesなどによって開発された3D技術で、一見、「青/黄」のアナグリフに似ていますが、「カラーコード3D」の場合は、左眼用に黄色をやや暗めにした「アンバー」、右眼用にやや暗めの「青」のフィルターのついたメガネ(カラーコード3Dビューアー)で鑑賞します。現在はデンマークのカラーコード3-Dセンターが特許を取得してカラーコード3D変換サービスなど業務を展開しています。

2.「カラーコード3D」によるステレオ画像制作

■「カラーコード3D」画像:通常のアナグリフと同様、次の手順によって制作されます。写真のかわりにCGやイラストで制作することももちろん可能です。
  1. ステレオ写真撮影:2台または1台のデジタルカメラで左眼用と右眼用の写真を撮影します。
  2. 視差調整:Texnai JPS Builderなどのソフトウエアで左右の写真の視差を調整し、最適なステレオペアの写真を作成します。(視差調整は、下記「3D Easy Standard」でも可能です。従って、「3D Easy Standard」を使い、左右の写真から直接カラーコード3D画像を作成することも可能です)。
  3. カラーコード3D変換:カラーコード3Dセンターの3D Easy Standardなどで出来上ったステレオペア2枚の写真から「カラーコード3D」形式の1枚のステレオ写真に変換します。
  4. カラーコード3D専用のカラーコード3Dメガネで確認して完成です。

■「カラーコード3D」ムービー:ムービーの場合も、アナグリフ・ムービーと同様、ビデオカメラを使って次の手順によって制作されます。ビデオのかわりにCGやアニメーションで制作することももちろん可能です。
  1. ステレオビデオ撮影:左眼用と右眼用のビデオを撮影します。
  2. 視差ならびに同期調整:左右の映像の視差や同期を編集ソフトで調整し、最適なステレオペアのビデオ映像を作成します。
  3. カラーコード3D変換:出来上ったステレオペア2本のビデオ映像を「カラーコード3D」形式の1本のステレオ映像に変換します。
  4. 用途に応じ、wmv、m2t、m2v、QuickTime H264などの形式に変換します。
  5. ステレオペアのムービーから「カラーコード3D」ムービーへの変換は、弊社にてサービス業務の一貫として承っておりますますのでご用命ください。

株式会社テクネ (デンマーク・カラーコード3Dセンター提携会社) / 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町2-1、318
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