NHKドラマ「坂の上の雲」第3部放映記念 特別配信



日本海海戦無線電信誌(三笠保存会蔵・複製)




ここでご紹介する「日本海海戦無線電信誌(三笠保存会蔵・複製)」は、電気通信大学コミュニケーションミュージアムでご覧いただけます。ここではNHKドラマ「坂の上の雲」第三部放映を記念し、オーバーラップ撮影したスナップ写真をFlashパノラマに再構成してみました。

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日本海海戦無線電信誌(三笠保存会蔵・複製)

1905(明治38)年5月27日、日露両艦隊が激突した対馬沖では彼我の砲弾が交差して炸裂する熾烈な砲撃戦が展開された。その激戦の最中、司令長官上村彦之丞が率いる第2艦隊の旗艦「出雲」の艦上で、参謀山本英輔は日本艦隊の輻輳する無線電信を克明に記録した。
後に山本は、その記録をここに見るように一番に表装したのである。そしてその巻頭に、連合艦隊司令長官東郷平八郎が感慨を揮毫した。この巻物は、日本海海戦における無線電信の記録であるとともに、海戦を記念する貴重な遺産にもなっている。
なお山本英輔は、日露開戦に先立って日本海軍が鋭意進めた「三六式」無線電信機の開発に、海軍技師木村俊吉らとともに大きく貢献したのである。

電気通信大学コミュニケーションミュージアム、パネル解説より





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